こんにちは。ここ最近流行っているサクラマスジギングをやりに羅臼へ行ってきたのでその時に感じたことを備忘録に書いてみました。
雪や極寒の世界を経験したことのないアングラーの方々の参考になれが幸いです。
2026年、前からずっと行きたいと思ってたが、寒さに耐えられるか心配でずっと覚悟が決まらなかったが、何度か雪の中のエリアトラウトを経験したことにより「意外といけんじゃね?」と思い羅臼へ行ってみました。

羽田空港から羅臼玄関口中標津空港へ90分程度のフライトで到着
なぜ羅臼なのかというと一番寒いとこ経験しとけばあとは他のエリアは余裕だと思ったからなのとあっちに釣り仲間がいるからですw
サクラマスとは
簡単に説明するとヤマメが海を降りた個体でパーマークが消えて銀ピカで大型なった個体です。海に行く個体と川に残る個体で別れるのは不思議ですね。海に降りた個体も最後は川へ戻る。
ちなみにサクラマスは環境省の指定で準絶滅危惧種
シーズン
ジギングで狙うサクラマスは羅臼から始まる。12月下旬くらいから始まるが2025年は開幕は早く12月上旬から釣れていた。1月に噴火湾エリアが開幕、2月には函館エリア(マグロが跳ねてると渋いらしい)、3月は積丹エリア、4月末からオホーツク海と続き6月くらいまで遊べる
青森エリアは2月から3月らしい
ただ最近の傾向では羅臼以外のエリアは魚が安定しないと聞いた
2024年12月から25年1月は羅臼ではSSRのキングサーモンがよく釣れていた
このSSR狙って全国からジガーが集まっているし、最近はメーカー関係者もかなり来ている模様
サクラマスのあたりですが、外道のホッケやスケソウダラと全く違うので掛けるとすぐに分かる
羅臼はこんなところ
羅臼は知床半島の東側に位置しているので目の前には国後島がみえる。

その昔ロシアとの関係が良かった時代はロシア人が普通に釣具を買いに中標津まできていた
この国後島や知床の羅臼岳があるおかげで風をブロックしてくれて海が穏やかなことが多く船酔いがひどい私でも大丈夫な海だった

港の目の前が国後島

陸から近いところを流すので羅臼岳の迫力満点
アクセスと道路状況
飛行機使って行く場合は知床の玄関口の中標津空港を目指す。
関東在住なら羽田空港から中標津空港まで1日1便直行便がでているのでかなり楽
ほかには新千歳空港か札幌丘珠からも行けるのでそこを経由してもよい
雪は当然ながら降る地域であるが除雪がめっちゃきいてるのでレンタカーで普通に走れるし中標津空港で借りたオリックスレンタカーでは貸し出す車はすべて四駆でまったく滑らないで運転できるので雪のドライブに経験がない方でも急ブレーキ、急発進、下り坂でブレーキを踏むなどしなければ大丈夫(他のレンタカー屋も四駆らしい)
それで羅臼へ向かうには道内だろうと遠征アングラーだろうと最後は国道335号を通る必要があるが、あまりに吹雪くと道路が閉鎖されるので道路状況はネットでチェックしておくといいと思う

国道335は海沿いを走る。この道路も過去に吹雪で死人が出てる
国道335号もめっちゃ除雪がきいててすごい走りやすかったし、現地のアングラーはものすごいスピード出して走ってた
あと明るい時間に走ると風景がずっと同じで眠くなるw
タックル
タックルに関して私が偉そうなことは言えないが乗合で乗って周りを見たところ以下のような感じでした
ロッド:6ft前後のライトジギングやスロー系のベイトモデルの竿で1番と2番クラスが多かった。個人的には棚が浅くなってきたらスピニングもありかと思った
あと当たり前かもしれないがガイドは常に凍る
リール:ヒットしたら棚を共有する文化あるためみんなカウンター付きの小型ベイトリール(グラップラーCTやオシアコンクエストCT、ソルティガICなど)
私は気合でカウンター無しでやったがヒットしても正確なタナが分からないためそこが申し訳なく感じた
あとレベルワインダーには常に氷が製氷される
ライン:キングサーモンのヒットに備えてシマノハードブル8+の1.2号5カラータイプにリーダーが25lbフロロカーボンをPRノットで結束
ハードブル8+は10m単位で色が変わり1mごとに色がついてるのでカウンター無しのリールでもある程度のタナが把握できる
ルアー
ジグの重さは潮次第でだいたい100g~250gを使う。サクラマスが泳いでるレンジにジグがあるかどうかの運的要素も強いので軽いから釣れる、重いから釣れにくいというわけでもない
現地の釣具屋のお勧めは左からP-BOYジグ(タックルハウス)、ナマラジグ(エゾハチ)、アメノウオ(ジグリップ)、シックスサイド(シマノ)と関東ではほぼ見ないルアーw

現地のアングラーと飲んでるときに私があんまりジグを持ってないのを心配してくれて売ってくれた
釣り仲間はスイムライダーショート145g佐々木銃砲釣具店オリカラでぶっちぎりで釣っていた

佐々木銃砲釣具店 https://sasaki-gun-fishing-shop.jimdofree.com/
船長も羅臼はグリーン系のカラーがご当地カラーと言ってました
別のエリアはおすすめカラーが違うそう
フック
これに関してもまだ謎ではあるが3/0クラスのフックがお勧めだと現地で言われた
今回私が使用したフックはこれ

私のジギングで使う針はほほステキ針
この針を使ってすべてのあたりをフッキングできたので割と思った通りだった

アッシュ210g

鍋で美味しかったスケソウダラ
釣りの途中、フックが小さいと指摘があり、現地の方からフックをいただいたのがこちらの商品
使った瞬間速攻でサクラマスをバラシてそっと仕舞った( ^ω^)・・・
たぶん私はエリアトラウトや渓流釣りの影響で比較的フックが小さいのを選んでしまったと思うがステキ針で特に問題はないように感じたが、このへんはまだまだ色々試してみたい
釣り方
羅臼に関してはボトムは取らないことがほとんどです(ボトムまでは90mから200m)
刺し網が入っているポイントを流すため、ボトムを取るとジグが終わりますw
また網が入っていないポイントだとしてもボトムにはスケソウダラなどの外道が多数いてそいつらを掛けると外道のレンジが上がってしまい本命が釣れにくくなるとのこと
船長の指示棚を聞きながら狙いの60〜20mのレンジをワンピッチやハーフピッチジャークで刻んで探ります。
釣れたらタナを船長が聞いてくるので覚えておきましょう(なのでカウンター付きリールがあると便利)
釣れる魚としてはホッケやスケソウダラがおり、サクラマスと同じベイトを追っているのかボトムを取らなくても食ってくる
船中バタバタと外道がヒットするとその中にサクラマスが混じっている印象だった。
防寒
そして釣りする上でこれが一番大事と言っても過言ではない防寒
陸でのデフォルトの気温が-5度前後なので海上でちょっとでも風が吹くと無茶苦茶寒いし、船に積もった雪が舞い上がってきてなかなかの苦行w
下手すると低体温症になる(過去に低体温症で運ばれた人もいる)

出船前に雪を解かしてもしばらくすると雪が積もってくる
またペットボトルの飲み物は普通に凍るので保温性高いボトルへ移しておいた。あの気温だと水分の多い食べ物もただバッカンの中いれておくと間違いなく凍る。
ウェア
着るものに関してはモンベルのサイトを参考に手持ちの上はヒートテック、ニット、ダウン。下は極厚のタイツ→ダウンパンツで対応した

https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=849どれもそこまで高くないがタイツだけはお金をかけてノースフェイスのオルタイムウォームトラウザーズを買ったみた。
タイツは値段に比例する気がするのだがこの商品は非常に満足度が高かった
んで今回、寒さ対策に遠征前に買っといてよかったのがこれ
オフショアのレインビブパンツ
![]()
ダイワDR-2623Pストラムビブパンツ
この上からワークマンのレインウェアを着てお腹と背中、ふくらはぎにホッカイロを貼ることで暖かい空気が逃げにくく体幹は全く寒くなかった。まじで体幹は全く寒くなかったし着膨れによる若干の動きにくさはあったもののジギングには全く問題なかった
靴
これが今回一番失敗した
個人的に防寒では最強だと思ってるもちはだハイソックスを履き、その上からパズデザインのフリースオーバーソックスを履き、つま先用ホッカイロを貼る。関東なら極寒の日でもまず冷えることはない
んでワークマンで売ってる普通の長靴を履いて完璧かと思ったが、それでも足元から来る寒さは尋常じゃないのか足先や踵が冷える
やはり長靴もボアみたいなもこもこの素材が使わてる方が暖かい空気の層が作れると思われる。あとつま先用ホッカイロを足の甲にも貼ってみればよかったかなと
あと船上はゴムマットが敷いてあるため滑らないのでそのへんは安心(船縁は滑るので注意)
来年もまたチャレンジしたいので、靴は変えようと思ってる。
手袋
水が指先に付着すると指先が終わると聞いてたので、手袋は完全防水でなおかつ暖かいのを探した。
本当は手持ちのTOOLSのエアフュージョンを使いたかったが使いすぎて少し穴が開いてたかからこれを機にコスパいいものを探してみた
調べてみたらシマノからも防水でグローブを出していた
関東の店頭ではまず売ってないw
もう少しコスパがいいのないかなと思ってたら知り合いの漁師さんが冬に使ってたグローブの存在を思い出した
それがこれショーワグローブのテムレスウィンター(MADE IN マレーシア)

https://amzn.to/4rSEEVH
2000円台でこの暖かさと防水性能は素晴らしい
このグローブの下にインナーグローブで薄手のグローブで二重にすることで寒さは意外とどうにかなった
ただこの手のグローブは細かい作業が困難なため基本的にはプライヤーで掴んで作業することになる
ちなみにカフ、ドローコード付きもある

https://amzn.to/3OGZVTO
保温性は良かったが操作性まで考えるとTOOLSのエアフュージョンの方がいいように感じた
現地のアングラーは耐性があるのか普通に素手で水に手を突っ込んでてさすがやなと感じたがとてもじゃないが真似できない
頭部
ネックウォーマーと耳まで覆えるニット帽が必須。つばがあるいい
つばがないと雪が目に入る。雪が襲ってくるので偏光グラスも必須
あると便利なグッズ
サクラマスは口がとがっているためフィッシュグリップでつかむのが結構難しい直接触るとめっちゃぬめるからあまり直接触りたくない魚ではある

現地のアングラーはこういったタイプのフィッシュグリップを使っていた

このタイプのフィッシュグリップだと走水のギガアジも楽に掴めそうですね
血抜きの際、ハサミだと操作性が悪いのでばねで開くタイプのエラ切りハサミがやりやすい

船宿
現地釣具屋さんのおすすめは羅臼遊漁船RC、羅臼第一龍斗丸、金成丸、第一瑞祥丸とのことでした。
ネットで遊漁船を検索すると希海丸さんがヒットしたりしますがその船の船長は亡くなったそうです。
またここ最近羅臼は人気フィールドとなっており土日の予約は一年以上前から取らないと乗れない。(私も二年後の予約を入れた)
羅臼の船は午前船と午前の二部制。
平日なら多少は空いてるが午前船は埋まってることが多い。午後船は実釣時間が短いためあまり人気がない
また今回お世話になった金成丸と瑞祥丸では船上にクーラーを持ち込まず、一人一個バケツが支給されてその中に釣れた魚をずっと魚を容れておくスタイルだった

関東と違うのは釣り座から海水がでる仕組みがなく水が出るとこが一か所しかないので基本的には血水の中にずっと容れておくスタイルになる。
魚を地べたにおいておくと恐らく凍る。
これが嫌な人は小さめのクーラーボックスを持ち込むといいかも
下船後
当たり前かもしれないが氷はもらえないw
現地の方々はそのへんの雪を少し積めたりしていた

さすが羅臼、勝手に製氷できる
私は魚を送りたかったので、発泡スチロールに水を張っておいてそれを乗船前に外に置いておいたら下船する時間にはある程度の強度がある氷が完成してた。
それに雪を詰めて関東や沖縄まで送ったがまったく問題なかった
凍るか心配な場合はセイコーマートが港近くにあるので氷を買いましょう
配送
午後船は16時15分には戻ってくるので港近くの郵便局やクロネコヤマトに持ち込むことが可能
郵便局は大きめの発泡スチロール(明日丸で買う最大サイズ)も受け入れてくれるがクロネコヤマトは大きめの発泡は受け付けてくれないのでサイズが合わないとクロネコヤマト店内で買うことになる(748円だったかな)
クロネコヤマトは20時まで営業しており、最終当日発送便は17時になるので17時まで間に合わせるのがおすすめ
食事
これが意外と困った
予約しなくてもいけるだろうと思ったらどこも満席で結構探した
私一人だったからカウンター席に案内されてなんとか食事にありつけたが団体だったら終わってたんでこれも早めに予約されるのをおすすめします
ちなみに瑞祥丸の船長の弟さんが居酒屋を経営してるそうなので、乗船時に船長経由でも予約できそう。
余談と注意点
今回私は、1日半船に乗りました。2日目は午前船だけにして中標津空港へ向かい中標津空港発新千歳空港行きの乗り、そこから羽田空港へ向かいました。
中標津空港と羽田空港間はジェット機のため多少は荒天に強く、長物もきちんと載せられますが。中標津空港と新千歳空港間はプロペラ機のため長物の荷物が載せられない可能性があり、また荒天には弱いようです。
なので往復ジェット機で向かうのが間違いないかなと
ただ新千歳空港にサッポロビールのSORACHIというちょっとレア?なビール飲めるようで帰りに飲んでみたかったが運転があるため断念した。
ドジャースの選手が2025ワールドシリーズ優勝後に一部の選手が、スポンサーであるバドワイザーを無視してサッポロビールを飲んでるのを見てからサッポロビールは個人的に気になってたのでいつかタイミングがあれば飲んでみたい。
「ドジャース サッポロビール」とネットで検索するとサッポロ黒ラベルを飲んでるのが観れますw

SORACHIは飲めるところが結構絞られてるだけに気になる
とにかく寒い羅臼ですが外道も含めて美味しい魚ですので我こそはというジガーは是非ともチャレンジしてみてほしい

ほどよい脂乗りで胃もたれする私に優しい味がする
また来年もどこかのエリアにサクラマスジギングへ行けたらブログにしてみたいと思います。



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