ビンチョウマグロジギング通称トンジギ備忘録

遠征

明けましておめでとうございます。

今年は明るい日本になることを願いつつ、ブログもライブドアブログからワードプレスへと移行したのでボチボチ更新していければなと思います。

さて2021年最初の釣行は三重へビンチョウマグロを狙いに行ってきました。なぜ三重?と思う方もいるかと思いますが...

この時期はサンマパターンでキハダのデカいのが釣れる可能性がある。現地で言われるところのタネトンを見てみたいし、釣ってみたい。伊豆の船がいっぱいで乗れないし、冬は時化ででれないことがほとんど←これが一番の動機

自宅から三重の船宿までは7時間かかりますが道路が非常に整備されており、愛車の運転アシスト機能でほとんどアクセルブレーキ踏むことなく、低燃費で三重まで行くことができました。

ビンチョウマグロとは

ビンチョウマグロは、水深約150~250mの海域で漁獲されます。胸びれが長いことから「トンボ」と呼ばれることも。トンボのジギングでトンジギと言ったりします

生でみると羽ばたけそうなくらいの胸鰭です

マグロの中では最も小型で、体長約1m、体重25~30kgほど。西の方だと20㎏を超えるビンチョウマグロのことをタネトンと言ったりしており、これは20㎏を超えると生殖能力が発現し、種ができることからタネトンというのだと教わりました。

近海で釣れるビンチョウマグロはせいぜい30㎏いくかどうかのサイズですが世界には100㎏近いビンチョウマグロも船長いると教わりました。

ちなみに今回お世話になったディープブルーのビンチョウレコードは42㎏だそうです。

漁では漁獲量は比較的多く、年中ビンチョウマグロを収穫することが出来ます。
伊豆なんかだと12月終わりくらいに黒潮ががっつり寄ったときに釣れる傾向にあるように感じます。

当日の状況

今回、お世話になったのは尾鷲の賀田にあるディープブルーの川口船長にお世話になりました。

https://owase-deepblue.com/

優しい雰囲気で質問しても気さくに教えてくださります。

今年初出船とのことでまずは御神酒で船の安全を願い清めます

ポイントまでは意外にも近くと30分程度で走って最初のポイントへ到着あまりにも近くてびっくり。

三重のビンチョウマグロ狙いは基本的に船に風を横に当てて流すドテラ流しで広く誘っていきますビンチョウマグロはたまにキャスティングでも釣れるレンジを泳いでることもあるのですがこの日は90m~150mを泳いでる感じでした

あとカツオやキメジが日によっては浅いレンジを泳いでいることもあるそうです。

タックル

当日使ったタックルを紹介します

タックル1
・FANATIC JIGGING60MLS(メロン屋工房、現在廃盤)
・15ツインパワー8000HG(シマノ)

タックル2
・オーシャンアロー5210(リップルフィッシャー、現在廃盤)
BV2-800HN Valiant 800 Narrow 2speed(アキュレート)

タックル3
・旧ゲームタイプスローJ68-4(シマノ、現在廃盤)
・オシアジガー5000P(シマノ)

タックル4
・プロパゲートBLX66-3(ビート)
・オシアジガー3000HG(シマノ)

ラインはオシア8かオッズポートの3号にリーダーはよつあみのスリム&ストロングフロロ14号で統一しドラグはすべて4㎏に設定。

4本も持ち込んだのは風の強弱による船の流され具合でタックルを替えたかったからです。実際、この日は風の強いエリア、弱いエリアがはっきりしておりジグも200g~400gで使い分けタックルに助けられた感じがかなり強かったです。

誘い

これは船長から聞いたのですが正直なんでもいいそうです。

誘い方よりも魚のレンジにジグがあるかどうかが一番大事とアドバイスを頂きまいした。居れば食うとのこと

冬は風が強いことが多く船長のドテラ下での指示棚タナが150mだったりするとラインを170mほどださないとレンジが合わなかったりするのでとにかく疲れないタックルや誘い続けられるジグ選択が大事になってきます

私はスキルガンマ220g(MGクラフト)のような抜けがよく疲労が溜まりにくタイプのジグでなんとかワタ抜き計測15.8㎏のビンチョウを釣ることができました。

この日は船中3本釣れ、全部の胃の中からイカがでてきました

また、船長曰く電動リールによるジギングがかなり強いとお勧めしてました。

確かに疲れず、レンジも合わせやすいから強いですよね実際、最後の方は風が強く、疲労も溜まってきており、皆さん腕があがらなくなってました。

食レポ

釣り人の特権でもある新鮮なビンチョウマグロを3日寝かせ、釣り仲間で食べました!

ほぼ釣り仲間が作ってくれました。感謝!!

脂はそこそこありましたが噂通り、あっさりとした脂でいくらでも食べれそうな感じのタイプの脂でした。あっさりしているのでカルパッチョやタタキのような味を足す料理にすると大変美味でした。

仲間と食べた結論は夏の相模湾キハダより旨いということになりました

あと最近、魚料理に限らず何かの料理を調べるときにク〇クパッドのようなサイトより食品メーカーが書いてるレシピの方が確実に旨くできる気がします…やはり食品メーカーだと不味くなるとメーカーの信用に関わるからちゃんとしているのだと思われます。※あくまで個人の感想です

最後に

このブログが誰かのビンチョウマグロジギングのお役に立てれば幸いです。また関東から行くのはそこまできつくはないですが、覆面パトカーや交通事故に気を付けていかれてください。

関東から尾鷲に向かう道が凍ることがほとんどないそうですが事前の道路情報もしっかり収集しとくことをお勧めします

日本道路交通情報センター

コメント

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