基本的にドーム船で道具は一式貸してくれますがやはり釣り人なら自分の道具が欲しくなるところ
私のような初心者が店舗に実際に行ってみて店員さんに聞き、おすすめされたタックルを紹介します。もちろん購入しました。
ドーム船とは
ドーム船は湖に浮かぶ屋形船みたいなもので30名ほどが入れます。
ストーブが置かれ、やかんにお湯が沸いていて、カップラーメンなど持ち込みで食べることが出来ます。精算時にお願いすればお弁当も用意してくれます。しっかりと防寒は必要ですが、陽が差してくると長袖TシャツでもOKなくらい暖かくなります。服装は重ね着で調整できる服装をお勧めします。
ワカサギ(公魚)とは
ワカサギは古くから北日本で漁業の対象とされており、海と河川、湖を行ったり来たりしながら繁殖しておりましたが、現在は人工的なダム湖にも放流された個体が、西は九州まで住み着いております。
山中湖をはじめとする富士五湖なんかですと霞ヶ浦で養殖され、放流された個体が繁殖しているようです。
富士五湖は湖底で繋がっていると言われているのでワカサギが行ったり来たりしてるかもしれませんね。
寿命が1年と言われてますがたまに2.3年生きる個体のいるようでめちゃくちゃでかい個体もいます
シーズン
ワカサギ釣りは、地域や釣り場によって釣りシーズンが大きく異なるのが特徴ですし釣り方も氷に穴を開けて釣るようなスタイルから真冬でも半袖で釣りできるくらい快適なドーム船、また桟橋、ボートなど釣り方も多彩です。
以下に代表的な釣り場のワカサギシーズンを挙げてみました。
北海道 阿寒湖:1月〜翌3月
福島県 桧原湖:11月〜翌3月
群馬県 榛名湖: 9月〜翌3月
神奈川県 芦ノ湖: 3月〜12月
山梨県 山中湖:9月〜翌6月
滋賀県 余呉湖:11月〜翌3月
冬の湖は来るだけで癒されます
ワカサギ釣りに必要な最低限必要な道具
ここではドーム船でおすすめの道具を紹介したいと思います。
竿(穂先)
ドーム船によっては竿が短いと糸が穴に当たるので30㎝以上が使いやすい。
ワカサギをしっかり掛ける、この基本的な三つの点をしっかりサポートしてくれるのでレベルアップしたいアングラーの強力な武器となるでしょう。 ダイワ公式サイト
リール
富士五湖だと水深8~15mをやることが多いので数伸ばすなら手返しのよい電動が強い。
ライン
ワカサギで使うラインは繊細なアタリを取るため細いものが主流となっている。使用するラインは、感度に優れるPEライン、扱いやすいナイロンライン、感度と張りがあるフロロカーボンラインの3種類に分かれる。それぞれ0.2号前後の太さのものがよく使われる。
富士五湖ですと30mも巻けば十分です。
仕掛け
やりこむとその時の状況に合わせて色々仕掛を替えますが、初めてですとそんなこと分からないので、やはりやはりご当地仕掛け使うのがまずはベターです。
隣の人と糸が絡まるので予備があった方がいいです
初心者はトラブルの少ないように、「ハリ数が少なく、取り回しの良い全長の短い仕掛け」といわれることが多いです。
湖がある地元の釣具店や釣宿オリジナル設計の仕掛けなどもあったりしますから現地で買うのも良いでしょう。
仕掛けの扱いに慣れてき活性の具合が分かってきたら針の大きさも意識するといいでしょう。
ワカサギは吸い込むような捕食をします。
この吸い込む力の強弱が、活性の高低にリンクしているのだ。そのため、活性が高い際には、大きめのハリを選び、活性が低い場合には、小さめのハリを選ぶことで、ワカサギに違和感なく吸い込ませることができる。
おもり
船も動き、糸がたわみ周りとの絡みを防ぐためあんまり軽いのはNG
6g~9gを周囲の釣れ具合をみて替えると良い。安いやつで十分です
エサ
サシ、紅サシ、赤虫などがありなるべく生きのいい奴がいいですね。
基本的に船で用意してくれたものを購入する形になります。
1匹そのまま針に指して使いますがカットしたりしてエサの汁を出して寄せたりします。
ただ女性なんかですとそうしても触れない方もいるのでそんな方にはこれがおすすめ
生分解性樹脂を原材料とし、ワカサギの食べやすいサイズ、安心して待てるハリ持ちの良さやワカサギの好む成分などを追求。 マルキュー
ただこればっかりは仕方ないですが生エサと比べてワカサギの食いが悪くなるそうです。
ワカサギ釣りで多く使われるのが、サシです。
白サシと紅サシがありますが、食紅で着色されているかいないかの違いですので、使いやすい方を選ぶとよいでしょう。
ハサミとピンセット
針にエサを刺すときにピンセットがあると便利です。指でもできなくはないですがかなりイライラします。
針にエサをカットするためにハサミを使います。カットした断面からエサの汁が出ててきえそれがワカサギを寄せて釣果に繋がります。
ラインシステム
このセッティングだとビーズが必要なのでビーズも用意しておきましょう!
誘い方
ワカサギの誘い方は、オモリが底に着いてから10cmほど巻き上げ、ロッドを上下させながら誘っていく。これを3回くらい繰り返してエサが漂うようにするのが基本。もし釣れているタナが分かっている場合は、底まで落とさなくてもOK。そのタナでロッドを上下させて誘っていけば大丈夫だ。また、釣れる誘い方はその日によって変わってくるので、基本の3回の誘い以外にもいろいろと試し、自分なりのパターンをつかんでいくのも楽しみの一つだ。
あると便利なもの
・食料→ドーム船にはたいていカップラーメンが用意してあることが多いですが、自分で食べたいものを持ち込んでも大丈夫です。
・小型の簡易椅子→ドーム船にもあるがやはり自分の身体に馴染むものがあると楽
・座布団(クッション)→これもあるが自分の身体に馴染むやつが良い
・チャック付き食品保存袋、氷or保冷剤、クーラーボックス
いかがでしたでしょうか?ワカサギ釣りは、ワカサギ独特の繊細な釣り方であるため、ベテランもハマる面白さがあります。また、氷上以外でも桟橋やドーム船に乗って釣れる場所もあり、誰でも、ファミリーでも、気軽に挑戦できる釣りですので、少しでも興味を持っているなら、ぜひ、はじめてみてください!
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