tailwalkテイルウオーク、スローバンプTZ5710のインプレ

インプレ

こんにちは!

今回のブログは私が愛用しているテイルウオークさんから発売されてますSPJ(スローピッチジャーク)シリーズのスローバンプTZ5710のインプレについて書いてみました。

テイルウオーク公式HP

スローバンプTZはこんなコンセプトで作られております。

出典:テイルウオーク

 

同じくテイルウオークから出ているSSD SPJシリーズと比べると値段が1万ちょっと高くなりますね。ガイドがトルザイドだからかと思われます。

出典:テイルウオーク

 

スローバンプTZ5710はエクスペンディションを謳うだけあってジグMAXは800gとなかなか尖ったスペックです。

スローバンプTZシリーズの開発コンセプトは下記の通りですがこれについて完全に主観で感想を述べてみたいと思います。

水深200mオーバー・・・

スローピッチで狙う中深海~深海。

アングラーが、その腕の代わりとなるロッドに求める要素は、①操作性②感度③海底や魚からの情報伝達④ブランクの強度⑤体の負担を最小限に抑えること。

①操作性

水深や潮の速さで変わりますが・・・

新島沖のキンメジギングのようなジグを比較的ゆっくり持ち上げるような釣りなら900gでもしっかり持ち上げられます。また玄界灘ヒラマサ狙いの風速7m程度のドテラなら鉄ジグの350gでも快適にジグを飛ばすこともできます。

 

 

夏潮でカンパチ狙い、水深が300m近いトカラでは潮抜けのよいジグ(メサイアセミロングみたいな形)600gまでが限界かなと感じております。潮抜けが悪いジグはロッドの戻りが悪くだめでした。

この時の釣行記は↓からどうぞ

何も釣れなくて…夏【トカラ編】
トカラでジギングしてきたタックルを解説してます

 

春の与那国島で220m前後の水深で使ったときはディープライナーCX600gもかなり綺麗に飛ばせております。もちろんよく食いました!

その時のロッドの戻りはこちらを参考にしてください

テイルウォーク(tail walk) SLOW BUMP TZ(スローバンプTZ) 5710の反発力

釣行記はこちらから⇩

2020年与那国島カンパチジギング遠征@太郎丸
2020年春の与那国島カンパチジギングの釣行記です

 

・キンメ狙いでゆっくりしゃくるなら900g

・バーチカル下でのカンパチ狙いで素早くしゃくるなら水深230mまでで600gが快適(リールはオシアジガー4000番クラス)

・風速7m前後ドテラ下ヒラマサ狙いなら80mラインで250~350gが快適(リールはオシアジガー3000番)

といった印象です。

 

また、スローバンプTZの廉価モデルのSSDシリーズの639というモデルがありますがこちらも所有しており、やや似たスペックですがスローバンプTZの方がややファーストテーパー寄りになります。

 

②感度と③海底や魚からの情報伝達

いわゆるハイピッチ系のスピニングロッドに比べればドテラ下ヒラマサ狙いでの感度は良いように感じました。

ただ深場のカンパチやキンメジギングですが250m超えるともはや感度謎ですし、感度はPEの性能に左右されるのかと思います。

④ブランクの強度

結論からいいますと一度折れました。しかもしゃくり折れ・・・

2019年3月購入からの使用頻度としては与那国、トカラ、玄界灘遠征でしか使わず、キンメジギングではサブロッドとして毎回持ち込みましたがレストリングフォースをメインで使っていたので出番はあまりありませんでした。

折れたのは2020年の与那国島遠征初日にCX600gをしゃくっていたら折れました・・・ティップ側から数えて3番目のガイドの付け根で折れました。

2020年与那国島カンパチジギング遠征@太郎丸
2020年春の与那国島カンパチジギングの釣行記です

 

スロー系の竿を使用時でのファイトでは竿立てることはせず、ファイトでのブランクダメージは考えにくく、恐らくですが毎回キンメジギング時に持ち込んだ際に船の振動で細かい傷が入ってしまっており、しゃくった拍子に折れたのかなと・・・

購入してから結構経っており、これは修理代も高くつくかなと思いましたが、なぜか送料のみの支払いで済みました。ありがたかったがこれはこれで謎( ^ω^)・・・

 

⑤体の負担を最小限に抑えること

ハイピッチ系ロッドに比べてスローバンプTZ5710は180gとハイピッチ系の約2/3でありながら全体の反発力はしっかりあり、ジグを軽快に飛ばすことができているので私のような非力系ジガーでも負担が少なくて助かっております。

もちろん潮次第ですが・・・

まとめ

速いピッチを必要とし潮速く、水深250m超える場面ではハイピッチジャーカーやマニアフェローズ、ULSの方が体や操作性に優れる。

カンパチ狙いのバーチカルジギングにおいて600gまでのジグ(比較的潮抜けがいいジグ)を快適に扱える場面。またレングスもある程度あるので水深80mまでの風速7m程度までのドテラ下でのヒラマサジギングをベイトでやるなら最初の一本としてはおすすめ。

また新島沖キンメジギングのサブロッドとしてもおすすめ。

伊豆諸島・新島沖のキンメ(金目鯛)ジギングタックル
南伊豆・新島沖でのキンメジギングのタックルについて解説しております

スロージギングロッドでこのスペックでこの価格は、恐らく他社にはないかと思われます。こうゆうところにも好感が持てます!

以上、スローバンプTZ5710のインプレでした~

これからもテイルウオークさんには期待してます!

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